ポケモン黙示録・予告編
Pokémon Apokélypse: Live Action Trailer
2010年9月20日にYouTubeにアップされるが早いか、爆発的視聴数を集めて話題の的になったパロディ動画を日本語字幕化してみました。YouTube視聴者の白熱ぶりには、数年前に初登場したときのYu-gi-oh: The Abridged Seriesを彷彿とさせるものがあります。
こちらに、このパロディの製作グループへのインタビューが載っています。
それによると、ショートムービーを撮っていたグループのKial Natale(この動画での監督兼タケシ役)とLee Majdoub(同じく、プロデューサー兼サトシ役)が、ある時アニメかゲームの実写版パロディを作ることを思いつき、スタッフ、キャストを集めて1年半かけて製作したとのこと。日本で言う「同人作品」です。
よくあるお遊びのクオリティではない「まるで本物に見える」パロディ動画を作ることを目標にしたということですが、その根底には、人気アメコミシリーズがダークに改変されて人気作となるなら小さい頃から好きだったアニメはどうだろうとか、自分が見て育った作品の大人っぽい番外編を見てみたいという動機があったそうです。
この作品を見た人の反応はさまざまで、まず(ファンの作品ですというキャプションがあるにもかかわらず)本物のハリウッド映画予告編だと勘違いして喜んだ人(←あまり多くなさそう)あるいは腹を立てたポケモンファンの人(←わりといる)
パロディ作品と理解したうえで、この予告編への賛辞と共にぜひ見たいので本編を作れと言う人(かなり多い)、あるいはパロディでも大好きなポケモンを冒涜したと腹を立てる人(かなり多い)という印象です。
しかし冷静な人の「みんなこれが本当になったらいいと言うのやめろよ。もしそうなったら一番最初に『ハリウッドがポケモンを滅茶苦茶にした』と言うくせに」 という意見は、かなり的を得ていそうです。
このパロディの製作者側では、本編を作るつもりはないそうなので、(ラストの2010年夏公開をほのめかすテロップを含め)なんちゃって予告編として後先考えずに独立して見るのがよさそう。
☆トリビア
「黙示録」と訳しましたが、正しいつづりは "Apocalypse"で、"Apokélypse"は"Pokémon"に字面をあわせたお遊び。
また、オーキド博士を襲うロケット団のセリフやサトシの冒頭(英語版の主題歌からの引用)と最後のセリフをはじめ、いたるところに英語版ポケモンのセリフの引用がちりばめられています。その部分のいくつかは、英語の直訳を避けてもとの日本のセリフをあてはめています。