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遊戯王要約シリーズ第29話
カテゴリ: 遊戯王要約シリーズ第2期 (バトルシティ編)
遊戯王要約シリーズ第29話
The Not-So-Super Roba Bros 「スーパー(じゃない)絽場ブラザーズ」



↓解説↓
第27話に続き、今回も英語圏のミーム(ネット現象)ネタ満載。そしてウォーリーをさがせ!

●城之内が登場するときの”What’s up Rex?”はバッグス・バニーの決め台詞”What’s up Doc?”のパロディ。バッグスの最新の吹き替えでは「どったの、センセー?」と訳されているそうなので、城之内のセリフにもその口調を取り入れました。こちらの2分22秒あたりにそのセリフが。

●チャーリー・ブラウンとは…


コミック「ピーナッツ」の主人公。英語版Wikipediaの人物紹介で、いきなり”a loveable loser”(愛すべき負け犬)と解説されている。そのへんの皮肉をこめて絽場がチャーリー・ブラウンと呼ばれ、「そいつのどこが凄いんだ?」と言われている…と推測しました。
[追記]
コメントで教えて頂いて、wikiのチャーリーの服装をもう1度よく見ると…シャツの模様が絽場とそっくり!


ミス・クレオとは、アメリカの自称超能力者兼シャーマン。TVタレントとしてCMに出演したりしながら、「1分いくら」の時間制料金で電話相談を受け付ける商売を大々的に行ったことで有名。そのため、疑似科学批判団体サイコップから監視の目を向けられている。本人の登場する、超能力占い宣伝TVCM動画はこちら

●本田が静香を呼ぶ際のセリフを「やあロリータ」としましたが、もとの英語では” Hey, jailbait.”
”jailbait” とは、直訳すると「牢獄の釣り餌」
Urban Dictionaryによると、うっかり「食いついて」しまうと逮捕されて「牢獄」行きになる魅力的な未成年の女の子のこと。ただし女の子本人が年上の男性をひっかけたかどうかや、合意かどうかは問わない。自分からも男性を求める場合は「ロリータ」と言う…という解説なのだけど、ひと言で言おうとすると、「ロリータ」くらいしか思いつきませんでした。最後まで、英語に忠実に「ムショ餌」としようかどうか迷ったけれど、これじゃ意味が通じないし…。いっそ「ジェイルバイト」とカタカナで行ったほうがよかったか…?迷うなあ。

●本田が「自分が作った」と言って見せるAMV(Anime Music Video、日本で言うMAD)の実物は、こちら。LittleKuriboh本人が製作して別アカウントでYouTubeにUPしたものらしい。”Marik’s Evil Council of Doom”で「遊戯のYouTubeプロフィールを荒らそう」というシーンでのキャプチャ画はこのアカウントのもの。

●獏良の頭に落ちてくるのは、「ドッスン

●絽場の弟が「天使の施し」(Graceful Charity)と言ったカードは、本当は天使のサイコロ(Graceful Dice)
アフレコの際の言い間違いか?ギャグのつもだとするとすべり気味だと思うのだが…(ごめん)。

●城之内が召喚した「時代遅れのネットネタ」の踊るバナナは、その通り”Dancing Banana”と呼ばれるインターネット時代初期からあるアイコンのひとつ。後にTVにも登場するなどポップカルチャーを席巻した。
2000年頃、アメリカのバンドBuckwheat Boyz の"Peanut Butter Jelly Time"の曲に合わせて踊るFlashアニメが作られ、ネットで大人気となった。
こちらがその当時のままのオリジナル作。要約シリーズに使ってあるのは、後に出回った画質向上版。

●城之内のデッキの「古臭いネットネタ」は、左から…

Tay Zonday
2007年4月にYouTubeに登場して大人気となった"Chocolate Rain"のシンガーソングライター。本人の外見と声の年齢差に仰天の動画はこちら

翠星石
アニメ「ローゼンメイデン」の第3ドール。エキセントリックな外見&性格と語尾の「です」多用があいまって英語圏のネットでもてはやされ、ミームとなったらしい。その流行に乗った動画の一例がこちら

シロフクロウ
画像に(たいていの場合面白半分な)キャプションを入れる加工をしたものを” image macro”と言うとのことですが、そのはしりは、2003年にネットに登場した、シロフクロウの写真に”O RLY?”という文字を入れたもの。”O RLY?”は、”Oh, really?”の短縮。「マジすか?」みたいな感じ?”Image macro”という言葉自体もこの流行以後つけられた最近の造語らしい。色んな例がこちらで見られます。(大本のシマフクロウもあり)

●「大モクバ作戦」とした”EPIC MOKUBA MANOEUVRE”は、投稿型コミュニティサイトYTMND(You're The Man Now, Dog)発祥の人気ネット現象のひとつ”Epic Maneuver”のパロディ。トップページはエセ当選広告がうざいので紹介しませんが、興味のある方はWikipediaのリンクからどうぞ。
もともとYTMNDは一枚絵や、一枚絵を繰り返し並べた壁紙のような画像に音声ファイルをプラスした面白おかしいネタの集まるサイト。(創設された2001年頃は、ネットでそんな風なものが見られるだけで面白かったのだろうと推測)このサイトの特徴は、誰かが投稿したネタを元ネタに次々と新しいバージョンが別のメンバーによって作られていくという、まさに「楽屋落ち」的楽しさにあるらしい。
そして、2006年4月7日に投稿された”Epic Geordi Manuever” (スタートレックの登場人物ジョーディ・ラ=フォージが、どう考えても普通に身をかがめれば通り抜けられるだろうドアを、オーバーアクションで一回転するシーンに"Ghost Love Score"というドラマチックな音楽をつけたシーンがループするもの)を皮切りにその亜流が” Epic____Maneuver”と、下線部の人名を変えたタイトルで次々と登場した。
ところで”Epic Geordi Manuever”は、”Maneuver”のミススペリングらしい。”EPIC MOKUBA MANOEUVRE”のほうは、正しい(イギリス風)別綴り。

●本田が見せる[ナルト要約シリーズ]の動画は…実物かどうか、調べがつきませんでした。ご存知の方、情報をよろしくお願いします。
おなじみの「エモ」(emo)ですが、もとはロックの1ジャンルだったのが、今ではファッションやライフスタイルの類型にもなっているらしく、外見的にはこんな感じの若者たち。ついでにググってみたサスケ画像

リンキン・パーク

●城之内が「レコードみたいに右に回転」と言うセリフは、イギリスのバンドDead or Aliveの”You Spin Me Round (Like a Record)の歌詞。歌っている動画はこちら

●masakox とvegeta3986は、「ナルト要約シリーズ」の作者。2人で製作しているらしい。

●ED後の双六じいさんのセリフは、2007年にアメリカのプロフットボール選手のマイケル・ヴィックが闘犬に関与していた容疑で起訴された際、上院議員ロバート・バードが述べた演説の一部。
全文はこちら動画はこちら

●LittleKuribohdがネットでプロポーズしたのは実話。こちらがそのプロポーズ動画。

[追記]
この回、blindとかdeafとかの単語がたくさん使われています。これらを自分はずっと「一般語」だと思っていて、今もそう思っているのですが、英辞郎on the webに「差別語とみなされることがあるのでthe visually impairedを用いた方がよい」とあって、相当がっかりです。海馬風に言うなら「オレが唯一、信頼に値すると認めたオンライン辞書のこの腰の引け方はどうだ?」というところです。
私の感覚は、こちらのサイトの回答の方と同じだし、要約シリーズで培った「根拠さがし」の技を応用して”blind”の公的使われ方をググってみると、世界中の盲人組織が正式名称として使用していて、さらにその中のひとつの組織の信頼性を探ると、wikipedia(これも信頼性が完璧というわけではないけど、常に精査されているので)にこのように、ヘレン・ケラーが40年間協力し、遺品の管理責任者として指名したとの記載もあったりするわけです。
誤解を恐れるあまり使わない言葉を増やして行くばかりでは、外国語だろうと日本語だろうと、会話能力は向上しないと思うんですよ。
大切なのは、真意を伝えることのできるコミュニケーション能力を身につけることだし、それには要約シリーズのような風刺作品を見ることも大いに役立つと思います。だって、パロディとは、元ネタの理解と元ネタの外の世界への広い見識とパロディ作者の意図を読み取る能力が必要だから。
「遊戯王」第34巻のまえがきで和希先生がギャグ漫画に関して書いておいでの通りです。「常識と理性なくしては描ける世界ではないわけですよねー!」
先生、本当にそのとおりですよー!
なんだか解説から離れてしまいましたが、要約シリーズは、英語学習のみならず、他人の意図の読解能力研磨にも役立つんだよ!というPRということで。

編集 / 2008.06.23 / コメント: 6 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ここって何?

「4kids制作の英語版遊戯王アニメをパロディにしたシリーズ」(イギリス人LittleKuriboh氏制作)を和訳して紹介しています。 イギリス人の風刺魂の紹介、日英の文化の比較、そして自分の翻訳力鍛錬が目的です。 和訳の間違いのご指摘、アドバイス等、お待ちしてます。 クレーム等がありましたら、即座に対応いたします。

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SFとアニメが守備範囲の英→日シロウト翻訳字幕屋。
遊戯王は東映版の頃からのファン。

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