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遊戯王要約シリーズ第33話
カテゴリ: 遊戯王要約シリーズ第2期 (バトルシティ編)
遊戯王要約シリーズ第33話
Harpoonshipping 「梶木×海」



★今回解説を「各パロディのもとネタ及び文化的背景について」と「英語表現について」の二つに分けてみました。
解説へ↓



各パロディのもとネタ及び文化的背景について

●「ビバ・ピニャータ」とは、Xbox用ゲームをもとに4kidsがプロデュースしてカナダの制作会社が制作したCGアニメーション。ピニャータたちが庭でくりひろげる日常を描いている。好調な視聴率だったらしいがなぜか2008年10月に放映枠を取り消された。が、もうすぐ再開するそうである。ちなみにプロデューサーはアメリカでの遊戯王やポケモンを手がけたLloyd Goldfine。そして、Dan Green(闇遊戯を演じた声優)が声の出演をしている。動画はこちら

●「いかれたサカナ野郎」(freaky fish guy) は、要約シリーズ第6話で城之内が遊戯に向かってモリを投げた梶木をそう呼んだ。

●「フリー・ウィリー」とは1993年公開の動物映画。シャチと少年の友情を描く。岩(堤防)を飛び越えるシーンがある。付け加えるなら、この遊戯王要約シリーズでは「鯨」と呼ばれているあの生き物はどう見てもシャチである。公式予告動画はこちら

●マリクがバイクに乗りながら歌っているのはSteppenwolfのBorn To Be Wildで、映画「イージーライダー」のテーマソング。曲と映画の映像はこちらで。ファン作品なので、消えていたら“Born To Be Wild  Easy Rider”で検索すれば似たようなものが見つかるハズ。

●スクエア・エニックスのキャラは女っぽいと不思議に思う海外ファンは多いらしい。こちらのゲーム系ブログの「スクエア・エニックス式キャラクターデザインの仕方」というエントリーは明らかにネタであるにもかかわらず、真面目に「日本における男性美」について考察するなどのコメントが寄せられて掲示板のようになっている。

[追記]
コメントで教えて頂きました。
「スクウェア・エニックスキャラなみ」というキャラは、特定するとファイナルファンタジーの主人公ヴァンのこと。なぜそうだとわかるかと言うと、続いてバクラが「ダルマスカ王国のバッシュ将軍と呼んでやろうか?」と言っていて、これは、ゲーム中にヴァンがバッシュのふりをして回るシーンがあるから。
似ている部分は、へそ出し服装や髪ではないかとコメントいただきました。たしかに2人とも、女性ならセクシーと喜ばれそうな服装です。


バッシュ・フォン・ローゼンバーグは、ファイナルファンタジーXIIの登場人物。

●「ボクはマリク」「関係ねえ」(“My name is Marik.“”I don't care.”)は、4kids版での実際のセリフ

●「すいませんね プリンセス」"Excuuuuuse Me, Princess!"はゲーム「ゼルダの伝説」に案を得て制作されたTVカートゥーンシリーズ“The Legend of Zelda”の主人公リンクの口癖。
TV番組配給会社のViacom EnterprisesとNintendo of Americaの共同制作で、1989年から放映された。カートゥーン版リンクといえばこの口癖、と浸透していて、そのセリフを集めたファンによる動画が作られたりしている。


ジェダイとはSF映画「スター・ウォーズ」に登場する(大雑把に言って)正義の側。素質のある人が修行で色んな超能力を身につけている。

●ボバ・フェットは、映画『スター・ウォーズ』シリーズの登場人物。解説と写真はこちら
「目の見えない男に殺された」とはエピソード6「ジェダイの帰還」で、カーボナイト冷凍の後遺症で一時目が見えなくなっていたハン・ソロとのもみ合いでサーラックという巨大蟻地獄風生物の口の中に落ちてしまったきりになったことを指す。(←この部分、ATの記憶で書いています。検証お待ちしています)なぜかファンに人気が高いキャラで、エキスパンデッド・ユニバース(後記)においてはこんなストーリーが展開している。

●エキスパンデッド・ユニバース(Expanded Universe)とは、単なるスピンオフ(spin-off=本編の続編や番外編)とは異なり、脇役が主人公だったり、本編(canon)に登場しない歴史、人物、事件までもを創造しつつその世界観は本編につらなるもので、多くの場合は発表メディアも本編とは違っていることを要件としている。
2大SFシリーズの「スター・ウォーズ」と「スター・トレック」がエキスパンデッド・ユニバースを持つ代表例である。ことに「スター・ウォーズ」は、ルーカスフィルムがファンによるパロディ作品にも寛容で、それらをも取り込みつつ、EUは拡大していく。
参照:Star Wars Expanded Universe

●バクラの言う「前にもやった」ロレアルのジョークとは、要約シリーズ第3話で城之内と遊戯の間で交わされたギャグ。

●「バク×マリ」と訳した”Thiefshipping”は、英語圏の遊戯王やおいカップリング名のひとつで、該当するキャラはバクラと表のマリク。
日本語での「カップリング」に相当する英語圏ファンダムの語は”pairing”であり乗法記号ではなく”/”を使って”Bakura /Marik”のように書くが、特定のキャラ同士の組み合わせを一言で命名する際は「ふさわしい単語」+”shipping”で表される。”Thiefshipping”は「盗賊カップル」というところか。
英語圏では1970年代からSFドラマシリーズなどのfanfiction(同人小説とほぼ同じもの)が書かれてきており、それらに日本のアニメを題材にした最近の作品が加わる形で英語圏(アメリカ)のファンダム(同人界)は発展(?)している。たまに見かける「こんな文化日本だけ」とか「日本の同人誌が海外のfanfictionに影響した」という意見は的外れであり、世界中どこであろうとサブカルチャーの発達に連動して映画や小説等を題材にした品性に問題のあるファン作品が自然発生するのは共通の業と言えよう。
ところで語感第一で「バク×マリ」としましたが、もっと浸透したカップリング表記があったらご教授ください。ちなみにpairingを記述する”/”には記号の前後で攻め(top)と受け(bottom)の関係を示す要素はありません。

●「オンドールの嘘に耳を貸すな」のオンドールは、ゲームファイナルファンタジーXIIの登場人物。とある嘘で町中をだました。

●「ヘッドオン」以下の女性の声は、アメリカの頭痛薬の宣伝から。政府に認可された薬かどうかは不明。ホメオパシーを取り入れた治療という触れ込みだが、科学的にはプラセボ以上のものではないという見解が多勢を占めているらしい。実際のCMも、このフレーズ"HeadOn, apply directly to the forehead"を繰りかえし続けるというもの。実際の動画はこちら


英語表現について


●「今はこの水族館とつきあってる。もうしょっぱいデートとはおさらばぜよ」の元の英語は“Now I'm dating this aquarium, which is a pretty sweet gig actually.”
直訳すると「今はこの水族館とデートしている。実際、すごく素敵なつきあいさ」というところですが、”sweet”には日本語の「甘い」と同様に「塩味が薄い」という意味があり「(海と違って水族館とのデートは)あまり塩味のしない付き合いさ」という意味も持たせているのでは?と推測し、日本語でも最近耳にする意味での「しょっぱい」とかけてシャレにしてみました。

●梶木のセリフ”I went a little overboard.”の”go overboard”は、直訳すると[船から離れる」ですが「度を越す、やりすぎる」という意味の英語の慣用句でもあります。もちろん後者の意味で使われているのですが、海っぽさ補強のため「調子の波に乗った」と訳してみました。けっこう強引な訳ので、代案を模索中です。

●梶木が子供にモリを投げたことを城之内にとがめられて「他のやつが投げたモリじゃないのか?」(That could have been anybody's harpoon.)と言っていますが、この“That could have been anybody's ~”という言い方は、「明らかに自分がやったことに対してとがめられた時に、皮肉っぽく否定する時のお約束の言い方」だそうです。
目の前でやっておきながら「自分じゃなく他の誰かがやったんじゃないか?」という白々しさがさらに相手を苛立たせること請け合いです。
今回の梶木の場合はモリを投げるシーンが省略されているので、文字通りの主張が堂々と出来るわけで、それもLIttleKuribohの皮肉なのかなと思います。

●“You are not a freaky fish guy, Mako. You are the freaky fish guy.”と、城之内が不定冠詞”a”を”the”に変えることによって梶木を「他に類のない、いかれたサカナ野郎」と定義し直したわけですが、日本語でそれを反映する際、色々考えて「いかれきったサカナ野郎」としました。(「おまえこそが、いかれたサカナ野郎」とか「唯一無二のいかれたサカナ野郎」とかいう案もあったのですが)
また、ずっと「いかれたサカナ野郎」で来ていますが” fish”には「嫌なやつ」という意味があって、それを踏まえての”freaky fish guy”に違いないのですが、日本語にする場合「いかれた嫌な野郎」と「いかれたサカナ野郎」の二者択一しかなく、後者を選択していました。

参考のために、今回のパロディの元になった4kids版遊戯王アニメ。
●4kids版遊戯王第68話
1/2
2/2

●4kids版遊戯王第69話
1/2
2/2

編集 / 2009.02.23 / コメント: 4 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ここって何?

「4kids制作の英語版遊戯王アニメをパロディにしたシリーズ」(イギリス人LittleKuriboh氏制作)を和訳して紹介しています。 イギリス人の風刺魂の紹介、日英の文化の比較、そして自分の翻訳力鍛錬が目的です。 和訳の間違いのご指摘、アドバイス等、お待ちしてます。 クレーム等がありましたら、即座に対応いたします。

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SFとアニメが守備範囲の英→日シロウト翻訳字幕屋。
遊戯王は東映版の頃からのファン。

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