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遊戯王要約シリーズ第45話
カテゴリ: 遊戯王要約シリーズ第2期 (バトルシティ編)
遊戯王要約シリーズ第45話
「ニーへのレクイエム」
Requiem For A Nyeh



●解説は続きから ↓


●英語圏の遊戯王ファン(の中であまりファンダム情報に接したことの無い人)にとってあっと驚く情報が満載だった回。
今回の要約シリーズを見て初めて、日本でアニメ放映10周年の劇場版遊戯王が製作されていることを知った人や、今回使われた映像が日本語版からだったため遊戯王というアニメに「血」や「殺人」が登場する(アメリカでは子供番組では禁止されている)ことを初めて知って驚いている人も続出。4kids版では、「マリクの父はリシド(Odeon)をムチ打ちのかわりに千年ロッドの力で弱らせたが、闇マリクによって闇の世界へ送られた」ということがセリフで暗示されるのみで、マリクの父殺しはカット。彼がファラオに敵意を持つのも、自分の自由を奪ってきた憎むべき墓守の一族の掟の元になる存在だったからということで押し通された。(が、父を殺してないことになっているので、それはそれで納得のいく設定ではある)
あと、今回のサブテーマは、たぶん「悪魔的狂信による人間性の喪失と家族の崩壊」
それから、城之内の「ニー」大活躍。

4kidsによる英語版95話
1/2 http://www.youtube.com/watch?v=mPNZb1iA3oY
2/2 http://www.youtube.com/watch?v=7ATVPqDSzeg

●サブタイトルの” Requiem For A Nyeh”は、2000年製作のアメリカ映画のタイトル"Requiem for a Dream"のパロディ。薬物中毒で家族が破滅していく様を描いた問題作。

●ジェームズ・キャメロンの「アバター」とは、3D技術を駆使して作られたSF映画。パンドラという森林惑星に住む青い肌の種族と人類との戦いを描いている。オフィシャルサイトはこちら

スマーフとは、ベルギーのマンガ家ピエール・クリフォールの作品に登場する、森の中に住む青い肌の妖精種族のこと。

チャールズ・マンソンとはアメリカの有名な犯罪者。1960~70年代に、信者を集めて犯罪ファミリー(生活共同体)を率い、メンバーに指示して何件もの殺人を実行させた。彼の名前自体が「おぞましい悪人」という意味の代名詞として使われることがある。

●マリクとイシズの父(もちろん原作にもアニメにも名前は出てこないが、要約シリーズでは「ハンク」と命名されている)が歌うのは、ハリー・チェイピンの1974年のヒット曲"Cat's in the Cradle"
歌の内容は、多忙を理由に息子との交流をないがしろにしてきた父親が、その後悔を独白するというもの。日本での知名度は高くないが、アメリカでは心に響く歌として広い年代で知られているらしい。全部の歌詞と解説の英語版Wikiはこちら。ライブの動画はこちら

リトル・マーメイドはディズニーの長編アニメーション。マリクが言うとおりの内容。

●無知な人種差別主義者のボラットを体現しているシャーディーが「ジプシー」と2人を呼んだのは、それが蔑称としても使われただけでなく、もともとヨーロッパにおいて「エジプト人」がなまって出来た言葉だから。

●闇マリクが父のことを呼ぶ「スカズバケット博士」の”Skuzz bucket”は、道徳も品性も常識もない下劣な人物のことをさすスラング。また、マリクの父が「博士」つきで呼ばれているのは、彼がディズニーのTVカートゥーン「フィニアスとファーブ」(Phineas and Ferb)に登場するハインツ・ドゥーフェンシュマーツ博士(Dr. Doofenshmirtz)のしゃべり方をしているからという説があるのだが…。こちらの動画でドゥーフェンシュマーツ博士のセリフが聞けるけど、似てる?

●飛行船シーンで城之内(Joey)が歌う曲は、映画"Requiem for a Dream"のテーマソングとして使われた”Lux Aeterna”という曲。曲が聴ける動画はこちら

●マリクが千年リングから「誰だと思う?」と聞いたことへのバクラの返事の"Oh, bugger!"
これは、“Bugger”は、間投詞としてなら「ちぇっ」というような意味だが、名詞の意味のひとつには「男性同性愛者」という意味があり、この場合は両方の意味を持たせていると予想される。

●闇マリクがバクラをみつけて言う“Look what the cat dragged in and pissed all over.”は、俗語での意味は「こんなことをやってのけるのは誰かと思ったら」となる一方、直訳すると「どこの猫が忍び込んで小便をしてまわったのやら」と、ちゃんと二つの解釈が出来るセリフなのがミソ。闇バクラがマリクに「キティ」と呼ばれているのを考慮して、微妙に混ぜたセリフで字幕化しました。

●”put 2 and 2 together”は、「考えれば明白な答えを推測する」というような意味ですが、実際に2と2をあわせると4になるので、2重の意味で正しい推測だったわけで、そこを考慮して訳してみました。

●「こいつに手を出すと許さないぞ」と訳した”That's my bread and butter you're fucking with.”は、2006年にアメリカで放映され、2009年現在も継続中の大人向けTVカートゥーンシリーズ”Metalocalypse”からの引用。
”Metalocalypse”は、Deathklokという架空のデスメタルバンドをめぐるブラックコメディで、悪魔的な音楽とアイデンティティのメンバーと、彼らの実生活における小市民的ダメっぷりのギャップが見所の、いわば「デトロイト・メタル・シティ」の逆バージョン。
作中でバンドが演奏した曲のフルバージョンを集めたCDも2枚実際に発売されている。
このセリフは、そのバンドのマネージャーが、トラブルに巻き込まれたメンバーを救うときに言う決まり文句。
直訳すると「お前がちょっかいを出しているのは、オレの飯の種だ」となる。
そのセリフのシーンは見つからなかったのですが、番組の動画はこちら

●透明ピラミッドの中からマリクが叫ぶ “I'm in a glass case of emotion.”は、2004年のアメリカ映画に登場するセリフ。“Anchorman:The Legend of Ron Burgundy”(邦題:俺たちニュースキャスター)で、ウィル・フェレル演じる主人公のロン・バーガンディが、愛犬を湖に投げ込まれた後、ガラス張りの公衆電話から泣き叫びながら電話する自分の様子をこう表現した。
このシーンがウケて、公衆電話に入って真似する動画や、他の公衆電話シーンに音声をかぶせたりして面白がるパロディ動画があらわれた。
編集 / 2009.12.29 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ここって何?

「4kids制作の英語版遊戯王アニメをパロディにしたシリーズ」(イギリス人LittleKuriboh氏制作)を和訳して紹介しています。 イギリス人の風刺魂の紹介、日英の文化の比較、そして自分の翻訳力鍛錬が目的です。 和訳の間違いのご指摘、アドバイス等、お待ちしてます。 クレーム等がありましたら、即座に対応いたします。

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SFとアニメが守備範囲の英→日シロウト翻訳字幕屋。
遊戯王は東映版の頃からのファン。

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